むずむず脚症候群の場合は、脚の深部にむずむずといった不快症状が現れます。かいても、この不快症状は治りません。この不眠障害に苦しんでいる人が結構多いです。
むずむず脚症候群は、歩き回ると症状は一時消えます。しかし眠ろうとすると、またむずむずしてしまいます。
やっと症状が治まっても、もうひとつの症状『周期性四肢運動』がでます。周期性四肢運動の症状は、睡眠中に20~30秒間隔で足首をカクッカクッと蹴るのです。
むずむず脚症候群で悩む人の50~80%がこの周期性四肢運動を合併しているのです
むずむず脚症候群の患者は白人では5~15%と多く、私たちアジア人では2~5%前後です。ただ、60歳以上になると5%以上と、高齢になるほど患者は多くなります。男女比では1:2で女性が男性の2倍です。
この症状には、脳内のドーパミン(神経細胞間で信号のやりとりをするのに重要な神経伝達物質のひとつ。人間が手足を動かしたり、さまざまな運動をするときに、ドーパミンは機械の潤滑油のような働きをする)作動性神経細胞の機能低下と関係していることがわかってきました。
(参考:OMRONサイト)
食事で気を付けたい事
むずむず脚症候群の原因の中に、鉄欠乏性貧血があります。もし鉄欠乏性貧血があるようでしたら、鉄分を積極的にとることが予防改善に役立つでしょう。