熟眠したという満足感がない症状で、目覚めた時に睡眠不足を感じる状態です。睡眠が中断されたり、睡眠が浅い場合に起こりやすいです。
不眠症のうちで熟眠障害は、寝ても寝ても寝た気がせず、朝起きた時に疲れているという感覚があります。
精神的なストレスによって一時的に熟眠障害となることもありますが、これはあくまで一過性ですのでストレスが解消できるなど原因が解決すると改善できます。
アルコールは眠りを浅くしてしまうということもあり、熟眠感を得られにくくなります。
アルコールは肝臓で代謝するのにかかる時間である3~4時間後に尿として排出させるために、中途覚醒を引き起こすことが分かっています。
満腹状態のまま眠ってしまうと、就寝中も胃の中の食べ物を消化するため脳が覚醒状態のままとなるため深く眠ることができず熟眠感を得られにくくなります。
一過性の不眠なら良いのですが、1ヶ月を超えても改善する兆しがなく、日常生活へ影響を及ぼしている場合には『不眠症』という病気になっている可能性が高いため、医療機関で診療を受けることをおすすめします。
⇒入眠困難
⇒中と覚醒
⇒早期覚醒
⇒不眠による弊害
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