既に他の項で触れましたように「仮眠をするとパフォーマンスが上がる」ことが、よく取りだたされます。でも、寝過ぎは禁物です。
アルツハイマーの患者さんとその配偶者の方260人を対象に「昼寝と認知症発症リスク」について、分析をされました。
「30分未満の昼寝をした」人は「昼寝をしない」人に比べて、認知症発症率が約7分の1でした。
また、「30分~1時間ほど昼寝をした」人も、「昼寝をしない」人に比べて発症率が約半分になることがわかったのです。
これだけみると、「昼寝は認知症を遠ざける」と理解できそうです。しかし時間が多くなると逆効果となりました。「1時間以上昼寝する」人は、「昼寝をしない」人に比べて発症率が2倍にもなりました。
昼寝をし過ぎると脳にダメージを与える可能性があるため、長くても1時間未満で起きる方が良いのです。
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